【柔整コラム】「エコー画像」の基本的な見方について
柔道整復学科 教員の鈴木です。
今回は、柔道整復業界で徐々に浸透してきているエコー(超音波画像)の基本的な見方をお伝えします!
基本的にエコー画像は「白」と「黒」で表されています。
プローブと呼ばれる機械から超音波を発信し、反射してきたものをプローブで受信し画像化しています。
その「白」と「黒」の濃淡で各組織を判別したり、異常を見つけたりします。
【プローブ】
「白」:線維や固い組織(超音波が反射している) 代表例…骨
※骨より下の組織は基本的に映りません。
「黒」:水分量が多い組織など(超音波が反射せず通り抜けている) 代表例…硝子軟骨や腫れ
いかがでしょうか。
「基本的な見方について」でした。
ただエコー画像を出されても難しいかもしれません。
しかし、しっかり勉強すれば上記のシェーマのようなイメージが頭に描けて柔道整復師となった際に誤診を防ぐことにつながり、
目の前の患者さんの「痛み」にコミットできるようになります!
以前に「下腿三頭筋の肉離れはどう見えるか。」というコラムも出しているのでそちらも合わせてみてくださいね^^
日本総合医療専門学校では、2人に1台はエコー観察機器がある学校です。ぜひ、学びにきてください!
<関連記事>