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東洋医学で夏バテ対策!

こんにちは!鍼灸学科教員の市川です。

気象庁の発表で、
「7月は東京都心などで、平均気温が統計開始以来、最も高くなった。」とのことです。
しかも平年よりも3.0度高い!

8月、そして9月になっても暑い日が続いていますが皆さんは夏バテしていませんか?
ちなみに市川は夏バテ気味です…

※いつもと違うなと感じたら夏バテと決めつけずに医療機関を受診してくださいね!

今回は東洋医学の視点から夏バテ対策をご紹介します!

夏バテとは、高温多湿の環境に身体が対応できなくなるもので、「身体のだるさや疲労感、食欲がない、頭痛やめまい」などさまざまな症状が出ます。
〇西洋医学的には、
・外気温とクーラーの寒暖差によっておこる「自律神経の乱れ」
・冷たいものの食べすぎや飲みすぎによる「胃腸の冷え」
・蒸し暑さによる「寝不足」   などなど

〇東洋医学的には、
日本の暑さはヨーロッパなどと比べて「蒸し暑い」と言われます。
蒸し暑さは「外邪」と言われる身体に悪さをするもののうち、「暑邪」と「湿邪」が関係しています。

夏バテが起こるメカニズムとして、
①暑邪・湿邪が身体に入る

②脾がダメージを受ける ※脾(ひ)は五臓の一つで食べ物の消化に関係する

③消化機能がダウン

④食欲がなくなったり、身体のだるさや疲労感

⑤夏バテ
※もう少し詳しく知りたい方はコラムへ!

おすすめの経穴(ツボ)
ツボ付近を触ってみて「気持ちがいいな!少し痛いかな?」のポイントを「心地良い」程度の強さで数秒間押してみてください。
※刺激が強すぎたり、我慢したりすると逆効果になることもあるので無理しないように!

①消化器の働きを整えるツボ
「中脘(ちゅうかん)」
おへそとみぞおちを結ぶ縦線のちょうど中間のあたりのところ

「足三里(あしさんり)」
膝のお皿の下にある外側のくぼみから、指4本分下のところ

②足の重だるさや冷えに効くツボ
「三陰交(さんいんこう)」
内くるぶしから、むこうスネの内側沿いに指4本上のところ

③夏バテ全般的に効くツボ
「裏合谷(うらごうこく)」
手のひらで親指の付け根のふくらんだ真ん中のところ

まだまだ暑い日が続きますがツボ押しで乗り切ろう!

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