八丈島レインボーカップ救護ボランティア 学生からの声
先日の八丈島レインボーカップ 救護ボランティアに参加した学生からレポートが届きました!
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鍼灸学科 1年 干場 聖斗さん
高校を卒業後、本校の柔道整復学科を24年3月に卒業。
柔道整復師の国家資格を取得し、24年4月より本校鍼灸学科に進学。
今回、救護スタッフとして参加し、多くの外傷に対応する経験を積むことができましたが、選手のメンタルケアも同様に重要だと感じました。試合前には選手が心のバランスを保てるように施術を行い、試合後にはリラックスさせることも治療の一環であると学びました。スポーツ選手にとって、身体だけでなくメンタルのケアも欠かせない要素であることを強く実感しました。
また、柔道整復師としての資格を活かし、選手へのテーピングなど、普段は経験できない実践的なケアにも携わることができました。資格がないうちは、選手や患者さんと直接触れ合う機会は少ないかもしれませんが、今回多くの選手に「ありがとう」や「楽になった」と感謝の言葉をいただけたことは、自分にとって大きな励みになりました。学生のうちから、将来どのように接骨院や整形外科で働いていくか、具体的なイメージを持つことができたのは非常に有意義な経験です。
初めてこのような大会に参加し、多くの学びがあった一方で、もっと選手のためにできることがあったのではないかと感じました。元プロ選手に施術できる機会は貴重で、「ありがとう」と言っていただけた時はとても嬉しかったです。今後、さらに学びを深め、選手により満足してもらえるような治療を提供できるように努力していきます。今勤務している接骨院の院長やスタッフにも相談しながら、自分の成長につなげていきたいです。
また、鍼灸学科で学んだツボを活用した施術を行い、選手の皆さんに鍼灸の魅力を伝えることができ、興味を持っていただけたことも嬉しかったです。鍼や灸の実施はできなかったものの、その良さを知っていただけたことは大きな収穫でした。
最後に、この貴重な機会を与えてくださった校長先生や教員の先生方、学校関係者の皆さま、八丈島の接骨院の先生方、島民の皆さまに心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
来年もまた参加し、さらに成長した姿で八丈島レインボーカップに臨みたいと思います!
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鍼灸学科1年 柴田 大輝さん
高校を卒業後、本校の柔道整復師学科を24年3月に卒業。
柔道整復師の国家資格を取得し、24年4月より本校鍼灸学科に進学。
今回、選手の身体をケアさせていただく中で、筋肉の付き方や量、硬さが一人ひとり全く異なることを実感しました。それぞれの選手にあったケアが求められるため、千差万別の身体に対応できるように、今後も学びを深めていく必要があると感じました。
救護スタッフとして参加し、内側広筋の負傷に対しての膝のテーピングや、内反捻挫予防の足関節テーピングがとても印象に残っています。これらの実践的な経験は、学生生活だけでは得られない貴重な体験でした。
これで終わりにするのではなく、今後もフィードバックを活かしながら、自分の経験を更に深め、充実したものにしていきたいと思います。
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鍼灸学科1年 早坂 拓夢さん
高校を卒業後、当校の柔道整復師学科を24年3月に卒業。
柔道整復師の国家資格を取得し、24年4月より当校の鍼灸学科に進学。
プロのトレーナーの手技やテーピングの技術を間近で見ることで、今の自分に何が足りない部分をはっきりと認識できました。
今回の2日間は、自分が何をできるかを確認する機会にしたいと考えていましたが、実際に参加して、「できること」と「できないこと」が明確になったので非常に良い経験になりました。
次回また参加する機会があれば、今回の反省点をしっかりと改善し、新たな学びや発見ができるようにしたいと思います。
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学生にとって非常に充実した研修になったようです。
来年以降も続けてサポートさせていただけるよう、学生、教職員一同頑張ります!