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【柔道整復学科】実は奥が深いストレッチ

柔道整復学科 教員の羽田です。

最近雨の日が続いたり急に暑くなったり、徐々に梅雨が近づいている感じがしますね。

さて、GWも明け、身体がだいぶなまっている方もおられるのではないでしょうか。

しばらく運動をせずに、身体がカタイ状態で急に身体を動かすとケガの原因になります。

そんな時は・・・そう、ストレッチです!!

高校生のみなさんは、部活動の前や体育の前に準備運動としてストレッチをしていると思いますが、

実はそのストレッチは、ケガ予防にとても重要なんです!

ぜひ手を抜かずしっかりやってください!

 

ところで、みなさんは何気なくやっているストレッチが、どこの筋肉に効いているか意識したことはありますか?

例えば、よくある、ふくらはぎ(アキレス腱)のストレッチ。

みなさんも一度はやったことがあると思います。

 

ふくらはぎは、腓腹筋(ひふくきん)とヒラメ筋で構成されています。

腓腹筋もヒラメ筋もアキレス腱となってかかとにくっついています。

ふくらはぎを後ろから見た筋肉の図

 

上の写真のように、後ろ足の膝を伸ばしてストレッチをすると、腓腹筋に効果があります。

腓腹筋は、ふくらはぎ上部の盛り上がっている筋肉です。

自分のふくらはぎを触ってみて、一番太い部分の筋肉が腓腹筋です。

実際に写真のようなストレッチをやってみると、膝の裏~ふくらはぎの上のほうが伸びている感じがすると思います。

 

ふくらはぎを後ろから見た腓腹筋の図

 

 

そして、先ほどの腓腹筋ストレッチの姿勢から、後ろ足の膝を少し曲げると…ヒラメ筋に効果があります。

ヒラメ筋は腓腹筋よりややの下のほうに盛り上がりがあります。

ただ、奥のほうにある筋肉なので、自分のふくらはぎを触ってもあまりわかりません。

実際に少し膝を曲げてストレッチしてみると、先ほどとは違い、ふくらはぎの下のほうが伸びているのが実感できると思います。

ふくらはぎを後ろから見たヒラメ筋の図

 

このように同じように見えても、少し動きや向きを変えるだけでストレッチの効果が変わってきます。

なにげなくやっているけど、実はとても奥が深いストレッチ…。

スポーツをされる方は特に、意識してやってみてください。

 

本校では柔道整復学科の授業内で、実際に身体を動かしながらストレッチを学びます。

オープンキャンパスでも体験できるので、ぜひ、参加してみてください。

柔道整復学科 応用実技Ⅲの授業の様子

 

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